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おばあちゃま、世界を翔ぶ
〜情熱とコンパッションの半生記〜

New York ビズ!にて連載中
Vol. 83

メキシコの旅(1)

オランダからメキシコへ

アグアスカリエンテスの教会

7月29日から30日まで、オランダのアムステルダムで開催された、がん関連の学会Cancer Science and Stem Cell Researchに、キーノートスピーカーとして招かれ、最初にお話をしてきました。大変好評でした。こういう国際的な学会に呼ばれることが多くなって、1年に20回ぐらい呼ばれるのですが、今年は12回位、世界中色んな所に行く予定です。ここでは、これからDr. Kazukoの温熱療法を実際にやって下さるお医者様もできて、とても実りある会となりました。

アムステルダムは別名、水の都と言われています。町自体が海水面より低いことで有名です。私は過去何回も行っているので、今回観光はしませんでしたが、街のあちらこちらで多くの運河や橋を見ることができて、街並みがとてもきれいでレンブラントのミュージアム等もあって芸術の街としても有名です。

メキシコで記者会見

アムステルダムの学会が終わって31日にニューヨークに帰ってきて直ぐにメキシコに飛びました。メキシコでは、「温熱療法の第3回世界大会」が10月にあるので、記者会見に呼ばれました。

この10月の大会はアグアスカリエンテス(Aguascalientes=スペイン語で熱い水)という街で開催されるのですが、メキシコシティから1時間位の中部に位置します。

メキシコ北部はドラッグが多くて、南部は大変な貧乏な都市。中部は少し高くて、この地方では日本車の会社、日産やホンダ等の工場があるので、日本人も沢山住んでいます。

この街アグアスカリエンテスを中心に、メキシコの健康大臣が、国を挙げて、ホリスティックな世界の中心地にしたいという希望があって、そこで今回いろんな分野のホリスティックな会議が行われるのですが、その中で、重要な療法として私の温熱療法が取り上げられました。

キューバ、ペルー、メキシコなど、今まで私が一生懸命プロモートしてきたこれらの国から沢山の熱心な依頼を受け、1024日から27日まで開催される世界大会の初日に、温熱療法が取り上げられます。

1021日に出発して25日にニューヨークに帰ってきます。日本のOリングテスト(コロンビア大学の大村恵昭先生が開発した医学的補助診断法)の第一人者でがんの治療をホリスティックに治すことで有名なお医者様である下津浦康裕先生と、私と一緒に新しい温熱器を開発そして特許をとった発明家の宮下さんと他何人かで行きます。

メキシコシティで一日観光、そして、アグアスカリエンテスで2~3日過ごします。とても面白い旅行ですからご興味のある方がいましたら、一緒に行きませんか? ぜひお電話(212-799-9711)ください。

アグアスカリエンテスの三つの良さ

昔は、アグアスカリエンテスでは、熱いお湯が沢山出ていたのですが、今はそんなでもありません。温泉を発展するためには、文化がなくて、日本の温泉地のようにはなりませんでしたが、避暑地としては世界的に有名でお金持ちの人も沢山いるんです。

アグアスカリエンテスの特徴は、観光局の広報部の人たちによると三つあります。一つ目は、とにかく食べ物がおいしい。世界一のグアバの生産地としても有名で、それは香がとても良く甘い果物です。アメリカで食べるようなグアバと違って、中に実と種がいっぱいでかぶりついて沢山食べました。全然違っていて、小さくてレモンの色と大きさで、すっぱいのと甘いのが一緒になっていて最高においしかったです。このグアバでドロドロのソースを作って、それに豚肉や、牛肉、チキン、羊、魚等を入れて、長く煮込んで、トウモロコシ又はご飯類と食べるんですが、そのモーレという料理が最高においしくて。こんなおいしいのは食べたことなかったです。メキシコ料理はそれほど好きではなかったのですが、ここの家庭料理のようなメキシコ料理が大好きになりました。

二つ目は、人が素晴らしい。とても思いやりがあって、優しい。そして、三つ目は安全で健康な町。生活は豊かで、大金持ちではないけど、貧乏がいなくて、その上、物価も安くて、食べ物がおいしくて、安全な街です。日本のような温泉地ではないのですが、非常に良かったです。

お土産でここのシンボルである美しいカトリーナ(貴婦人)の骸骨のお人形をいただきました。2500年以上前から続く伝統で、死者が帰ってくるという、日本のお盆に似た伝統がメキシコにもあるのです。

次号=8月24日号掲載=では、そのことについて書きたいと思います。